擬洋風建築見学

金沢くらしの博物館
金沢に住んでいながら、知らない名建築。明治の旧制高等学校と、旧制中学校の建物が残っているのは、全国で金沢だけだそう。

まず、金沢にいてこんなファンシーなカラーの建物が珍しくて可愛い。
(古い建物なので、大分傷んでたけど)

こんな可愛らしいフォルムの学校に毎日通ったらまた青春の思い出ももっと美しかったかもしれない。

明治初期は、日本の大工さんが伝統的な技術をベースになんとか洋風っぽい雰囲気の建物を見よう見まねで建てました。それを擬洋風建築というらしいです。

これもよくみると日本建築の雲型肘木っぽいフォルムや瓦屋根と、西洋っぽい外壁の可愛いカラーと(アメリカンカントリーっぽい)アーチが使われている。装飾というか柄とかもなんとなく西洋感を感じて日本感と西洋感のミックス感が独特で面白い。

和と洋が自然と融合していて、当時の大工さんの美的センスもまたすごいと感じてしまいました。

ちなみに、中に入ると金沢の暮らしを展示していて、ファミコンや、本の付録についてたレコードなど懐かしい昭和アイテムの展示がたくさんあって、昭和生まれには嬉しい展示になっている。

昔のデザインに意外と日本語使われてなくて、おしゃれでデザインの参考になりました。

入館料310円

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