若狭三方縄文博物館を見てきました。

近場でこんな楽しい建物あるなんて嬉しい。
「若狭三方縄文博物館」
外は丘から円柱がニョキニョキ出ててる姿がまず面白くて、中がどうなっているのかワクワクする。入り口の看板の[DOKIDOKI館]がお茶目。
中に入って一発目に感じたのが、ナウシカの腐海の底感。ナウシカが好きな私は別の興奮ポイントだったけど、しばらく過ごすと大地の中に包まれる感覚がじわじわきて面白い。
円柱にコンクリの凹凸があって、照明がニョキっと出てる感じが不思議と縄文のフォルムを思わせてくれるところがほんとにすごい。
こんな発想は相当縄文の時代の感覚を理解してないと産まれない気がする。ちなみに、トイレの標識もちゃんと縄文w
なんかなんでも効率よくしたくなるけど、立体装飾の激しい縄文のゴツゴツ感というか内面から湧き上がる感覚を思い出したくなったら縄文だな!
と思いました。
こんだけのすごい空間だし、欲を言うならもっと下でゆっくりできる感じになってたらいい。
館長のメッセージも熱くてよいです。
「縄文文化は日本文化の基礎であり、人類の還るべき文化が縄文にあるのではないかと考えています。森が破壊され、自然環境が破壊され、人類の未来が危惧される今日、縄文のもつ共生と循環の世界観が改めて認識される必要があるのではないでしょうか。若狭三方縄文博物館[DOKIDOKI館]は、地球を破壊しつつある現代文明へのメッセージとして縄文の光を世界へ届けたいと思っています。【初代館長 梅原 猛】」

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